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コミュニティのためのコミュニティ

港区芝浦にある会社が自発的に作ったコミュニティスペース。それがSHIBAURA HOUSEです。ここでは地域の人々に向けたワークショップから海外のクリエイターや文化的な組織と連携したプロジェクトまでを開催しています。スタートから3年間で行ったイベントは主催・共催を合わせて500を超え、多くの人達に利用してもらえる場所になりました。

一企業でありながらなぜこのような活動を行うのか。それには次のような背景があります。

私達の日々の生活や将来を考えた際、国や行政では目の届きにくい、さまざまな課題が横たわっています。一方、そうした課題に向き合うコミュニティが多く存在することも忘れてはなりません。震災からの復興に携わる建築家のコミュニティ、都会の中でこどもの遊び場をつくるコミュニティ、食べることから社会のシステムを考えるコミュニティなど、多様な活動があります。

それらのコミュニティの多くは誰かから依頼されて始まったわけではなく、市民レベルでの自発的な活動「ボトムアップ・イニシアティブ」といえるものです。国の抱える予算や行政の問題解決能力に多くを期待できない現状で、そのようなレイヤーが充実して《トップダウン》との補完関係を築く。つまり《トップダウン》と《ボトムアップ》が適度なバランスで構成される状況が、これからの社会にとって必要だと考えています。

私達はSHIBAURA HOUSEの活動を通じて、国や地域、分野を関わらず、さまざまな「ボトムアップ・イニシアティブ」型のコミュニティを知ることができました。同時にそこで気付かされるのは、お互いの経験やノウハウ、インフラ、人的な繋がりを交換・共有していく必要性です。それらを持ち寄ることによって、それぞれのコミュニティ運営により活かされるのではないかと感じています。

SHIBAURA HOUSEのサイトに新しく用意された「コミュニティポスト」ページでは、それらに関連する情報を発信していきます。とくに数名のコアメンバーは定期的にコラムを掲載。彼らが抱いている日々の考えやシェアすべき情報をお届けします。またSHIBAURA HOUSEを会場として、コミュニティ運営に関するレクチャーやワークショップ、お互いを紹介できるようなネットワーキングイベントを開催することも予定しています。

コミュニティに関わる人々が集うことのできるコミュニティ。SHIBAURA HOUSEはそのような場所になっていきたいと考えています。